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逆境に強いSMAP

逆境に強いSMAP

 

5年前の9月16日、SMAPは北京にいた。

 

 初めての海外公演は、北京オリンピックのサッカー競技でも使用された北京工人体育場。あとになって、『プロフェッショナル 仕事の流儀 SMAPスペシャル』NHK総合)でも、ハプニング続きの舞台裏が放送されていたけれど、実際に会場に足を運んでみると、そのスタジアムの不気味なほどの無機質さと、スタンドの客の入っていないスペースの多さに呆然とした。

 

 陸上競技用トラックの周りの低い位置のスタンドには一切客を入れておらず、私が入ったスタンド1階はほぼ埋まっていたとはいえ、2階はスタンドから向かって正面に何千人か、左右にもやはり何千人かの人の塊があったけれど、ぜいぜい全体の3分の1程度しか埋まっていなかった。用意された席が全て埋まっていたアリーナでさえ、ステージとの距離がかなり離れていたせいか、どこか閑散とした空気が漂っていたほどだ。

 

 それまで、SMAPのコンサートといえば超満員の会場しか見たことがなかった。24年前、92年の夏のツアーで名古屋の(旧)レインボーホールの2階席にはほとんど客が入っていなかったというエピソードは有名だが、96年の初の東京ドーム公演も、その翌年の横浜スタジアムも、2002年の味の素スタジアムも、2005年の国立霞ヶ丘競技場も日産スタジアムも、どこもかしこも会場はファンで埋め尽くされていた。

 

 なのに、中国の首都北京で、スタジアムでのライブで、国賓級の扱いをうけながら、この客の入りはいったいどういうことだろう。その会場を見て私は困惑し、狼狽し、落胆した。この会場を見たら、メンバーは何と思うだろうか。平常心を保てるのだろうか。普段通りにパフォーマンスできるんだろうか。いつもの彼らの“熱”は、この場所まで届くんだろうか……。それまで、SMAPのライブ前には感じたことのない様々な不安が、脳裏をかすめた。

 

 ところが、いざステージが始まってみると、私のそんな心配はまったくの杞憂に終わった。いやむしろ、私がこれまで見てきた中で、あのステージでの5人ほど、笑顔や瞳の輝きが爆発的だったことはないかもしれない。まるで、宇宙の暗闇の中で燦然と輝く5つの巨星を見るような感覚。スターは、どこにいても、誰が見ても、紛れもないスターなのだと思った。
解散説頻出の90年代後半、ライブで語った「SMAPはずっと続けていきたい」

 

 SMAPは逆境に強い。

 

 思えば、超満員のコンサートでさえ、彼らにとっては逆境の連続だったのかもしれない。96年の東京ドーム公演は、森且行の脱退直後。それまでの歌割りにも、ダンスのフォーメーションにも変更を余儀なくされながら、彼らは見事に森の抜けた穴を埋めた。歌もダンスも安定感抜群だった森を失ったことで、あらためて5人の歌とダンスと、チームに対する意識が高まったように感じた。

 

 その翌年のツアー『ス』では、本編ラストの曲「それじゃまた」のソロで香取慎吾が涙で声を詰まらせ、アンコールでメンバー全員からの挨拶があった。そこで稲垣吾郎は、「約1年ぶりのライブですけれど、なんだかんだ言って、帰ってくるところはここなんじゃないかと思ってます」と語っていた。

 

 のちに木村拓哉が、「2年に1度は解散説が出た」と振り返るのが90年代後半のこの時期である。99年の『LIVE BIRDMAN』のオーラスでは、中居正広が、「おじいちゃんになってもSMAPをやっていてもいいのかなと、最近強く思うようになりました。皆さんがこうやって会場に足を運んでくれる限り、SMAPはずっとずっと続けていきたいと思います」と挨拶している。アンコールの「オリジナル スマイル」のイントロでは、花道を中居と木村が肩を抱きながら駆け抜ける映像もあったりと、ライブDVDは貴重映像の宝庫。楽曲も、ロック、ファンク、ポップス、バラード、ダンスチューン、ラップ、メンバー紹介ソングとバラエティに富んでいて、単独ライブにしてフェス的な多様性を感じさせる。それだけでなく、彼らが自分たちの音楽で、従来のアイドルの殻を破ったことを証明するほどの完成度の高さもあった。このライブを通して、私は気づいた。SMAPのライブは、ただ音楽を楽しみ、メンバーの姿を近くで見られることに興奮するだけじゃない。メンバーの“成長と結束の物語”を目撃し、その熱狂と歓喜と幸福の渦の中に巻き込まれる場所なのだと。SMAPのライブには、ワクワクするような音楽だけじゃなく、壮大な彼らのストーリーがそこに映し出されるのだと。

 

SMAPの着メロ・着うたならここ

 

 

 

 

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